2007年7月14日 (土)

中原淳一エッセイ画集 しあわせの花束

mixiの「モダンガールニ首ッタケ」コミュの管理人で「乙女文化」研究家のelbeちゃんによる、「モガ」必見本の連載第三回目でございます。

中原淳一『中原淳一エッセイ画集 しあわせの花束』
平凡社、2000年





皆様、御機嫌やう!お元気かしら...。
長い事連載がストップしてしまい、ごめんなさいね。
許してちようだいな。

第三回目のレビユーは、イラストレーターでもありファッションデザイナー、人形作家...数えたら限りが無い程のマルチな才能を発揮された乙女のカリスマ中原淳一先生の御本、『しあわせの花束』であります。

1930年代から1970年頃にかけての美しいイラストとともに、“美”に関してのコラムが掲載されています...。私は、イラストではなくコラムの部分に焦点をあててみたいと思うの。先生のコラムには美に対してさまざまなことが書かれています。愛すること、本当のおしゃれとは、美しいということ...etc

中身は読んでからのお楽しみですから、書きませぬが、読み終えた貴方は一体何を考えるのでせうか。私は、時代の変化もありませうから、すべてを納得したというわけではございません。しかし、おしゃれに関して特に考える部分が多くありました。おしゃれとは一体何であろうか...美とは何なのか...の答えが見えてくるやうに思います。現代人の私たちが見失っているものが浮き彫りにやるやうな気も。先生から私達への問題提起のようにも感じるわ。

いつもよりも堅い文章になってしまいましたね。
私も乙女のカリスマになりたいわ!なーんてな。ウフフ。

それでは、またお会いしませう。

(えるべ/乙女研究家)

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2007年6月 5日 (火)

高畠華宵 大正・昭和レトロビューティー

お待たせいたしました。mixiの「モダンガールニ首ッタケ」コミュの管理人で「乙女文化」研究家のelbeちゃんによる、「モガ」必見本の第二回目でございます。





編者:松本品子『高畠華宵 大正・昭和レトロビューティー』河出書房新社、2004年

紳士淑女の皆々様、御機嫌やう。エルベに御座います。今回も魅惑的な御本を紹介して行きたひと思っていてよ。是非とも最後までお付き合いくださいまし。

ではでは早速。今回の教科書は『高畠華宵 大正・昭和レトロビューティー』。麗しの抒情画家・高畠華宵先生の挿絵が紹介されている本であります。大正・昭和初期に興味を持たれる貴方様でしたら、先生の名前を一度は耳にしたことがあるのではないかしら?それともすでに熱狂的な愛好者でありませうか?

この本は、甘美で誘惑的な眼差しでこちらを見つめるレディの挿絵と供に、華宵先生の年譜や御自宅と云ったプライベエトも紹介されていましてよ!

カフヱや百貨店、職業夫人など当時を彩った文化...。モダンガールが身に纏ったファッションアイテムも掲載されていますから、とても有り難いことにありますね。当時の文化に近付きやすいことでせう。

手の指先にまで感情の込められたポーズ。危うさの残る憂いをおびた眼差し。櫻の花びらのやうに甘く艶のある唇...。嗚呼、華宵先生が描かれた抒情画はなんと美しく、私の心を虜にするわ。陶酔してしまいそう。

そうな、貴方様は抒情画のやうに妖しくも感傷的なポートレイトが欲しひと思ってはいませぬか?そのやうなことでしたら、華宵先生の描かれた女性達の品のあるポーズはとても参考になることでせう。

アンニュイでコケティッシュな眼差しで殿方を虜にいたしませう...なんてな★

それでは、皆様お体に御気を付けて。

(elbe)



華宵先生の描く少年も色っぽいんですよね。 こちらもぜひご参照ください。(by Rosy)

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2007年5月29日 (火)

近代の女性美 ハイカラモダン・化粧・髪型

mixiの「モダンガールニ首ッタケ」コミュの管理人で「乙女文化」研究家のelbeちゃんに、「モガ」必見のご本をレコメントしてもらうことになりました。連載になる予定です。

紳士淑女の皆様、御機嫌麗しゅう。お初にお目にかかかります、エルベと云ふ乙女に御座ひ。これから皆様と楽しくのびのびと“大正ロマン・昭和モダン”に浸るべく、エルベと一緒にお勉強して行きませう。

記念すべき第一回目の教科書は『近代の女性美 ハイカラモダン・化粧・髪型』と云ふ御本です。

この本は、明治~昭和45年以前までの美容について記され、当時流行した髪型・化粧方法・化粧品について、事件やエピソード(恐ろしいものもありましてよ!)などを交え解説されております。このやうな本を手に取ったことのない方も読みやすいものでせう。髪型・化粧道具・広告のカラー図版も掲載されているので、図版を見るだけでも楽しめるのではないかしら。

大正・昭和初期のヘアメイクをすることはなかなか難しいことですから、この本を読んで当時のロマンチックな雰囲気を味わうのも良いことでありませうし、雰囲気を味わうだけでは物足りないわ!と云ふそんな乙女はこの本を参考に、大正・昭和初期のレディにおめかしするのも粋な行いでせう。持運びに便利な大きさの本ですから、通勤・通学のお供にいかがかしら?

読んでくださりありがたう!それでは、皆様にとって素晴らしひ一日でありますやうに...。

(elbe)

編著者:村田孝子(翻訳者:駒田牧子)『近代の女性美 ハイカラモダン・化粧・髪型』ポーラ文化研究所、2003年




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2007年5月13日 (日)

「懐古」「美」「調和」が織り成すヴィンテージ・ファッション

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東京スウィングに突如現れた"Flapper Girl" の蓮見さん。その抜群のファッション・センスと1920年代のヘアスタイル、メイクへのこだわりは国内では唯一無二です。そんな彼女の様相がどうして成り立ったのか、インタビューしてみました。そしてGypsy Vagabonzのひで子ちゃんとおこなったFlapper  v.s. モガの妖艶な写真も掲載いたします。

Q1 どんなきっかけで戦前の文化に興味を持ちましたか?

古き良き時代のものを好む性質は小さい頃からです。元々、古代エジプトの上流階級の生活文化に興味を持っていました。これについて調べているうちに「服飾史」という存在を知り、エジプトのモチーフをふんだんに使った、1910~20年代のアール・デコ・ファッションを愛するようになりました。

Q2 20年代風のメイクは何処で学びましたか?

まだまだ推測して作り上げている部分が多いので、殆ど自己流です。
ポイントとしては、当時のものから直接学ぶこと。映画や写真、写実的なイラストなど探せばたくさんあります。ただ、現代の伝記映画などは、現在の流行をベースに、あくまで「イメージ」として20年代らしさを取り入れているだけなので、残念ながらほぼ参考になりません。写真などからだけでは分からない使用化粧品の色合いや素材については、書籍に頼ることが多いです。

Q3 蓮見さんの髪型の名称を教えてください。

この髪型はフィンガーウェーブといいます。髪全体にセットローションを塗布し、指とコームを使ってウェーブを作り上げていくのです。これを乾燥させて固めたらコームで梳かし、自然に見せられたら完成です。この写真の私はコームは入れていません。
フィンガーウェーブにする前に、下地にパーマネントをしておくのが当時らしいのですが、日々の生活では現代人として生きる私は、洗髪すればストレートに戻るようになっています。

Q4 また、何処へ行ったらその髪型にすることができますか?

フィンガーウェーブは国内の美容師志望の方が必ず専門学校で学ぶ技術です。よってどなたでもできる髪型とは言えますが、実務でほぼ使用しないこともあり、施術を受け付けていない所もあるかもしれません。これは美容院によって対応が異なりますので、希望の所に問い合わせてみた方がよろしいでしょう。私は下北沢の「セピア倶楽部」さんで、施術して頂いています。料金はセット扱いのものとなります。

Q5 写真撮影の時のファッションのポイントを教えてください。

着用のドレスは、1924年頃のデザイン画から復刻させたものです。ボーダー柄、モノクロの色合いが、遊び過ぎないシックな魅力を醸し出してくれます。そしてロングパールネックレスは言わずもがな、20年代のお約束ですね。パールネックレスはシンプルなデザインながらなかなか見つからなかったので、自作しました。

Q6 あなたのヴィンテージ・ファッションへのこだわりとは?

「懐古」「美」「調和」この三つが揃わなければ、ヴィンテージ・ファッションは成立し得ません。「懐古」が欠ければ、ただ見た目良いだけでヴィンテージならではの醍醐味がありませんし、「美」が欠ければ、ただの珍獣でしかありません(失礼ですが)。そして「懐古」と「美」を繋ぎ合わせる「調和」が存在して初めて、過去でも現代でも認められる素晴らしさが生まれるのだと、そう考えています。これはヴィンテージをポイントとして取り入れる方も、フルコーディネートされる方も気をつけるべきことなのではないでしょうか。


interview by ラジオデイズ かずみ photo by Takamori Fukuda

近日中にお着物のひで子ちゃんのインタビューも掲載予定です! 

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2007年5月12日 (土)

美容院 「セピア倶楽部」

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美容院 セピア倶楽部
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-2-1
TEL: 03-3412-3949
OPEN: AM10:00/パーマ受付 PM7:00マデ/カット受付 PM8:00マデ
定休日:毎週火曜日

http://www.beauty-salon.ne.jp/sepiaclub/index.html

古着の町、下北沢のセピア通りに面している「セピア倶楽部」は、
アンティークな佇まいのする、可愛いらしい美容院です。
ヴィンテージ・ファッションに興味がある方は、
恥ずかしがらずにご相談してはいかがでしょうか?

Sepialogo

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