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2009年2月14日 (土)

The Follies Sistersが「LA weekly」の表紙に…

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キャーーーー!!!!
"my great flapper friends"のNatalieとChantelとNicoleが
昨年結成した1920年代のキャバレーダンスを再現するユニット、
The Follies Sistersのインタビューがロス最大のフリー情報誌
「the LA Weekly」February 13-19, 2009号に載っています!!!!!!
表紙はラテン系の雰囲気のNatalie!

彼女達と同年代の私は、
ちょうど磁石が引かれ合うように仲良くなりました。
ジャズ・シンガーのMarie MacgillisやJanet Kleinも加わり、
皆でパーティーに行くと、まさに無敵です!
私がロスを離れている間に楽しいことやってるなぁ、くそう。

The Follies Sisters' Past Lives:
Tap Dancing Around the Antimodernity Movement

Why live your life in the past? Because the present kind of sucks
By Gendy Alimurung

「なぜ? あなたの生活は過去に生きてるの?」
「だって、現在ってなんか最低じゃん。」

長身美人Chantelの発言。
気風の良さに、心がスカっとします。
Chantelのママは有名なvaudevilleダンサー。
その影響で古い時代に物に触れ、
ナチュラルな形で現代に生きる「flapper」に。

控え目なNicoleはLA郊外のRedlandsで
古着屋hobo vintageを営む、古着マスター。
旦那さんはルーツ系ロックバンドHoboJazzの
ベースMarquis。古着屋を始める前は、
大学で考古学者の下で働いていたそうです。
タップダンス振り付け担当。

表紙を飾ったNatalieはChantelの影響でflapperに目覚めました。
彼女のショートボブは、ルイーズ・ブルックスからの
インスパイアされたもの。タップダンス以外の振り付けは、
Natalieがほぼ考えています。
一緒にcharlestonを踊ったけど、楽しかったなぁ。

インタビュー内ではいろんなところに
共感しまくりだけど特に共感したのが、服のチョイス場所です。

みんな超かっこよく1920年代風に着飾っているけど、
本物の20年代の服はもろくて切れたもんじゃないので、
60s~80sの服だったり、
それこそTarget(大手ディスカウント・ストア)や、
Anthropologie(30代女性向けセレクトショップ。urban outfitterが親会社)や、
Forever 21(モールに必ず入ってるティーン向けの超安いブランド)で
選んだ新しい服だったりします。
ちょっと可愛い物があると皆で「どこで買った?」って聞きあいます。

その、昔の「マテリアル」にインスパイアされ
考古学的に現代の物や古着を合わせて「ファッション」を
つくる感じ、私は好きなんですよ~。

日本では「可愛い文化」が発展してる点、
新しいものではストッキングとか帽子とか小物が特に
いけてるなあと思いますよ、最近。

フェミニンでちょっとお転婆な雰囲気があふれる20年代ファッション。
ドレスアップして何がいけないの?
これからも一緒に肩で風を切って歩きたいわ☆

The Follies Sisters guest appearance
with Janet Klein and her Parlor Boys
at The Cicada Club in LA

The Follies Sistersはプロのエンターテナーとかじゃないけど、
その素人っぽさとファッションセンスの良さが絶妙で可愛いのよね。 むふふ。

(かずみ)

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2009年2月 4日 (水)

1920年代の事件を再現。チェンジリングは絶対見るべし!

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「チェンジリング」予告編が見れます
http://changeling.jp/

今、Brad PittとAngelina Jolieが来日中で
テレビニュースをにぎわせていますね。

今回はPittの映画の宣伝来日なので、
まだ、あまり宣伝されていませんが、
オスカー主演女優賞にもノミネートされた
Angelina主演の映画"Changeling"が
2月20日から公開されます。
監督はClint Eastwoodですよ。

10月のロスに滞在中の時、
「1920年代」の話って事でまっさきに見ましたよ。

去年見た中では、最高の映画でした。
「★★★★★」ぐらいで鑑賞を推奨します!

この映画は1928年のLAで実際に起こった
「子供の入れ替え」と「連続殺人」事件に
巻き込まれた母の(シングルマザー)のお話です。
脚本はジャーナリスト出身のMichael Straczynski。
今回は原作があったわけではなく、
事件の記録を丹念に調べ繊細に
紡ぎあげていったそうです。

映画のはじまりはモノクロでアーツ&クラフトの
バンガロースタイルの家々が並ぶ、
古き良きロサンゼルスのサバービアを代表する
「ノスタルジック」な風景から。

「生きてはいなかったけど、1920年代の郊外の
のどかな雰囲気ってこんな感じだよね。」
なんて勝手に思いました。

しかし、そこでカラーになると、
とたんに「美化された過去」ではなくなります。
余計なものを一切省くことで有名なEastwood映画。
ドキュメンタリータッチな簡素でシャープ映像。
それらが、これから映し出される物語が
実話を元に作られた事を思い出させてくれるのです。

ヴィンテージ・ファッション愛好家として、
アンジー扮する主人公の衣装に好感が持てました。
彼女の衣装は映画にしては実に地味で、
例えば何年も同じコートと帽子をかぶっていたり、
ドレスも絢爛豪華なものはほとんど着てません。

それが正しいその時代の中流ぐらい女性だと思いました。
金持ちやスターじゃないんだから、豪華なドレスを
とっかえひっかえ着れるわけがないのです。
写真の帽子とドレスの色がマッチしてないところも
非常に「リアル」に感じます。

それにアンジーが素晴らしかった。
取り乱すシーンは初アカデミーを獲得した
「17歳のカルテ(Girl, Interrupted)」を彷彿させました。
まさに精神病棟の女王様ですね。(死)

(※あらすじ※)

主人公のChristine Collins(Angelina Jolie)は
主人公の9歳の息子のWalterと一緒にLAの郊外に住み、
電話局で働くシングルマザー。
ある日、仕事から帰ってくると、息子が行方不明に。

それから数か月してからロサンゼルス市警から
息子が遠く離れたイリノイ州で発見されたと連絡が入る。
しかし、汽車から出てきた少年は息子とは別人だった。

市警キャプテンのJ.J. Jones(Jeffrey Donovan)に
Christineが抗議するが、まるで無視をする。
そしてChristineはそのことをマスコミに打ち明ける。

それに腹を立てたJonesは、Christineを
Los Angeles County Hospitalの
"psychopathic ward"(精神病棟)に
強制的に入院させる。

そこでは警官と寝た売春婦やその他、
様々な理由で強制入院させられた女性達が、
半暴力的な行為に怯え、薬漬けにされる日々を送っていた。
主治医からの脅しにあうが耐え抜き、
長老派教会のGustav Briegleb(John Malkovich)の
支援もあり退院。

ChristineはGustav Brieglebの助言で市警を訴え形勢は逆転。
時を同じくして、River Side Country地域で、
少年のみが次々殺された猟奇殺人事件
(Wineville Chicken Coop Murders)が少年の証言により発覚。
その中にWalterの名前も挙がる。
ロサンゼルス市警の怠慢から事件を食い止められなかったと、
さらに社会の批判にさらされる。

生き残った少年の一人の発言によってWalterは殺されずに、
逃げ出した事が分かる。Christineは死刑が実行される前、
殺人者Gordon Northcottに会う事が出来たが、
真実は分からなかった。

Christineは生涯Walterを探し続けたが、
二度と会えることはなかった。

猟奇殺人のWineville Chicken Coop Murdersが起こった
RiverideはLAダウンタウンから車で1時間ぐらいの町です。
LAから離れれば離れるほど、
砂漠ような乾燥した風景が広くなります。
狭くて緑がいっぱいの日本では考えられないような寂しさ。
殺人が起きても気づいてもらえなさそうな怖さが、
アメリカの郊外にはあると思います。

80年前はもっとさみしい砂漠だったのでしょう…。

(かずみ)

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